RR(リヤエンジン・リヤドライブ)

RR(リヤエンジン・リヤドライブ)のこと

高速走行時の安定性が悪い傾向にある

投稿日 2014年10月20日 4:43 PM | 投稿者 riya

RR、すなわちエンジンを車の後方に搭載しかつ駆動輪も後輪であるいわゆるリアエンジン・リアドライブ車の特性としては、どうしても重心が後方に偏る傾向にあります。したがって、高速走行時に車の方向を決定する前輪への荷重が不足気味になり、結果的に安定性を損ねてしまう傾向があります。駆動輪はその回転方向からして、どうしても駆動輪より前の部分を上に押し上げる効果を持ちます。オートバイでいきなりスロットルをふかすと前輪が跳ね上がってウィリー走行になるのがその例です。したがって前輪の踏ん張りが利かなくなり不安定になるのです。これはRRレイアウトの宿命と言えるものかもしれません。それだけにRR車では設計段階での前後重量配分が大きな意味を持ってくるのです。RR車の代表格はドイツのポルシェです。この車は頑なにRRに固執してきましたが、それは前輪をステアリングに、後輪を駆動にとそれぞれの機能を独立して集中して担わせることが可能であったためです。また、エンジンと駆動輪を結ぶプロペラシャフトが不要であることも車両の重量減に貢献するうえで大きなメリットになりました。これと同様に、かつてのフォルクスワーゲン・ビートルもRRレイアウトを採用していました。日本車でもRR車がありました。スバルR-2という軽自動車はRRレイアウトを採用し、広い居室空間を実現していましたし、つい最近までもスバルのサンバーという軽1BOX車はRRレイアウトを採用していました。これらの車ではRR車のデメリットは設計上の工夫で最小限に納められていたのです。

コメントを受け付けておりません。

メインナビゲーション

フィード

カテゴリー

アーカイブ

ブログロール

管理者ページ

最近の投稿